もしも1990年につみたてニーサがあったら資産はいまどうなってるかシミュレーション

つみたてニーサはおすすめ? デメリットや落とし穴はあるの?

今回は長期分散積み立て投資についておもしろい記事があったのでそれを踏まえて考察してみたいと思います。

参考:日本経済新聞2019/7/13

税制面で優遇されている投資口座として、つみたてニーサ口座というものがあります。

こちらは、以下のような特徴があります。

  • 運用益が非課税
  • 最長二十年間非課税
  • 買える物は金融庁のフィルターを通した厳選された投資信託
  • いつでも解約できる

つみたてニーサのデメリットは? 落とし穴はどんなもの?

筆者の考えるつみたてニーサのデメリットは、「いつでも解約できてしまう」というところです。

人というのは必ずしも常に正解を見出せるものではないと筆者は考えています。

そのため資産形成がうまく行かない人がいます。

代表的な行動が「高い時に買って、安い時に売ってしまう」という行為です。

過去の長期間の資産運用の成果を見ると、うまく行った例が多いのですが、当然うまく行かない人もいます。

その原因の一つが「高い時に買って、安い時に売ってしまう」というものです。

そして、つみたてニーサではいつでも売れてしまうので、これをやってしまいがちです。

1990年にタイムスリップして長期分散積立投資をしたら、いまどうなった?

仮に読者のあなたが1990年にタイムスリップをしたとします。

そしてそこで毎月4万5333円を積立投資したとします。

(イデコ1.2万円+つみたてニーサ3万3333円=4万5333円という意味合い)

ここでの投資対象は先進国株式に連動するタイプの投資信託です。

すると、1990年から2019年3月時点まで積立投資をした場合、こうなります。

  • 累積投資額(毎月出したお金の合計)→1590万円
  • 累積投資額+運用益→5250万円

つまりおよそ3.3倍になった、ということです。

バランス型ならどうなった?

ちなみに投資対象が国内外の株式債券への4資産均等型の場合はこうなりました。

・累積投資額+運用益→3400万円

まあまあ増えてはいるものの、効率という観点から見ると今一つです。

預貯金だけならどうなった?

預貯金だけなら、およそ1600万円というところです。

 

個人型確定拠出年金をしている人の大半の成績はどう?

ちなみに個人型確定拠出年金(イデコ)をしている人の資産の6割、そして企業型の確定拠出年金(DC)の4割は預貯金などの元本確保型です。

この結果、企業型の確定拠出年金では、通算利回りが0~1%にとどまる人が4割強(3月時点)と多いということになっています。

つみたてニーサもイデコも使う人の金融リテラシー次第?

筆者は積立もイデコもとても良い仕組みだと思っています。

しかし、個人投資家の考え方や金融知識によって大きな差が出てくることもまた事実だと思います。

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