こんにちは。
金融教育研究所の佐々木裕平です。
金融教育研究所では、本も出しています。
ちなみにAmazonの場合では、おかげさまで二冊がベストセラー達成となりました。ありがとうございます。
さて、本日は、原稿の持ち込み先について考えてみましょう。
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コロナウイルスの影響で出版業界は4月から8月まで、大幅に出版数は減っているのかも
と申しますのも、現在、私は新しい企画の原稿がようやく完成したところなのです。
これは、金融でも投資でも、子供向けのお金の小説でもないジャンルです。
それは、自己啓発の本です。
詳細はここでは述べることはできませんが、経済学の理論に沿った、多くの人の役に立つであろう内容です。
ただ、持ち込み先は吟味しないといけません。
自己啓発に強いところ、出してくれそうなところを中心に現在リストアップ中です。
各社のHP、そして現在進行中の他社での規格の進捗状況を見ますと、コロナウイルスの影響により、多くの出版社で新しい本の出版そのものが停滞しているように感じます。
特に、2020年の4月から8月が劇的に少なくなっている気がします。
9月ごろから、ようやく徐々に本数を絞って再開してきた、というところでしょうか。
コロナウイルスの影響で人々が巣ごもりしてしまって、紙の書籍が店頭で売れにくいことが要因ではないかと思います。
原稿の持ち込み先はどこがいいのか?
さて、原稿の持ち込み先はどこがいいのでしょうか?
私の考えるポイントは以下の通りです。
- そのジャンルに強い
- 割と大手であること
- 編集者と馬が合うこと
1の、そのジャンルに強い、のは当然ですね。
ジャンルに詳しい編集者がいないと、企画そのものが採用されにくいと感じます。
2の、割と大手であること、これは自分の安心感から、勝手にそう思っているだけです。
現実のベストセラーを見てみると、あまり知られていないような、小さな出版社でもベストセラーが出ていることがあります。
もちろん大手の方がベストセラーは多いです。しかしそれは出版数が多いから、という理由もあるのかもしれません。
大切なのは作品のクオリティだと思います。
ただ、詳しくはありませんが、やはり流通網というか、書店への影響力を考えると、大きな出版社の方が、影響力は大きいのかもしれません。
反面、売れないとすぐに棚から消えてしまうのかもしれませんが(笑)。
3の、編集者と馬が合うこと、というのは、個人的に非常に重要です。
こればかりは、企画が採用されて、実際にお会いしてみないとわかりません。
不確実性は怖いが、踏み出さないと前に進まない
こう考えてみると、本を書く、原稿を書く、というのは非常に不確実性(リスク)の大きなことだと思います。
特に私の場合は、依頼されて書くというスタイルではなく、書きたいものを書く、というスタイルなので、先に企画・構成・原稿作成まで一人で行います。
そうしないと、自分の満足のいくものができにくいからですが。
(※もちろん依頼されて書く場合もあります。この時に重要なのが、編集者との相性なのです。)
しかし上記の流れでは、肝心の「出版」が決まっていないままにスタートすることになります。
これは大きな不確実性です(笑)。
ただ、本当に原稿のクオリティがしっかりしていれば、どこかの出版社が必ず採用してくれるはずです。と思っています。
人は損失回避的な生き物ですので、不確実性が大きいほど、挑戦しません。
しかし、私はその人の持つ非合理性の裏にこそ、チャンスがあると考えています。
資産運用の場合は、人が「安値で怖いから売る」ところに「割安で買える」チャンスがあり、効率的な市場が崩れるポイントがあります。
つまりチャンスなのです。
本の執筆にも同じことがいえると思います。
特定のジャンルで、誰も書いていない内容の、オリジナリティの高い分野に踏み込むことこそが、チャンスをつかむ行為になるのではないでしょうか。
これを達成するには、人まねでも、他者の企画でもなく、個人の内面からあふれ出る企画が必要だと思っています。
怖いからこそ、踏み出す価値がある、というところでしょうか。
さて、これから持ち込みをゆっくり行っていこうと思います。
原稿の持ち込みの結果がわかりましたら、またこのブログでご紹介させていただきます。
それではまた。