FIREを目指す人のためのアドバイス 難しさ と 課題 s5
こんにちは。金融機関から販売マージンなどを受け取っていない中立的なアドバイザーとして講演執筆活動をする佐々木裕平です。
私はかつて、FIREを志していました。
たぶん、昔働いていた会社での仕事がイヤだったのですね(笑)。
いまは自営業者になり、できれば死ぬまで本を書いたり、講演活動ができれば、いいかな、と考えています。
FIREはできてもできなくてもいいと思っています。まあ、現実的にはできませんが(笑)。
ところで、FIREについて詳しく調べていくと、いろいろなことが分かりました。
一言で言うと、『FIREは必ずしもらくちんではない』ということです。
むしろ、普通に働きながら生活する方が、いろんな面で楽で人生にプラスになることが多い、かもしれません。
もちろん、大嫌いな仕事を選んでしまった人は、イヤすぎる仕事をするよりはFIREをした方がいいと思いますが。
映画に出てくるような優雅なセレブFIREをするには、膨大な運用額が必要です。
例えば、元本を減らさずに年間800万円で生活をするには?
最低でも、元本を2億円として、全世界株式インデックス型投資信託に100%投資をします。
5%の期待リターンとして、毎年、5%取り崩します。
つまり、年間で1,000万円増える可能性がある中で、1,000万円ずつ取り崩していきます。
税金が引かれて、残りは800万円超です。
けっこう冷や冷やの冒険です。
また、FIREをして、仕事をやめるのであれば、無職になります。
多くの人が退職後、抜け殻のようになることがあります。
そのため、仕事に変わる(できればお金のかからない)『何か』が必要だと思います。
また、すでにそれを見つけられていて、そこそこ好きな仕事ができていれば、FIREは必要がない気もします。
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