ビットコインとは?2018年今後の展望は?

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いまさら聞けない?ビットコインとは何か?

金育研究所は金融リテラシーの普及・啓もう活動を行っています。

本記事は、仮想通貨の投資を推奨するものではありません。

お金の知識教育の一環として記すものです。

そもそもビットコインとはナニモノでしょうか?

参考文献:KINZAI Financial Plan 5月号 (2018/3/9時点)

ビットコインは、すべての仮想通貨全体の中で、

最大の時価総額および取引量を持っています。

種類 時価総額(単位は$)
Bitcoin 1499976803899
2 Ethereum 66239475859
3 Ripple 30756105134
4 Bitcoin Cash 16581365439
5 Litecoin 9247970853
6 NEO 5570506500
7 Stellar 5252565080
8 Cardano 5212559750
9 Monero 4192511103
10 EOS 4020334025

また、ビットコインとは、

ブロックチェーン技術を用いて開発された仮想通貨です。

仮想通貨の代名詞的存在ともいえるでしょう。

2位の仮想通貨よりも、二ケタも多いので、

まさに桁違いと言えます。

ブロックチェーンってなに?

※ブロックチェーンとは、ビットコインの取引を記録する取引台帳のこと。

  • 特徴・・・システムが停止しない
  • 改ざん・・・不可能(とされている)
  • 名称由来・・・10分ごとの取引が一つのブロックになり、承認後に前のブロックにつなげられる。結果として、チェーンのようにブロックが連なるので、ブロックチェーンという。

資産運用

ビットコインの特徴はどんなもの?

  • 時価総額・・・1ドル110円の場合、16兆5000億円(2018年3月)
  • 発行者・・・存在しない
  • 管理者・・・存在しない
  • 取引・・・ブロックチェーンと呼ばれる取引台帳に記載される
  • 単位・・・1BTC
  • 上限・・・2100万枚(を上限に生成されることが決定されている)

ビットコインの入手方法は?

  • マイニングにより新規発行を受ける方法
  • ビットコインと法定通貨を交換する方法(取引所で手数料を支払う)
  • P2Pネットワークの参加者から直接ビットコインの送付を受ける方法

など、となっています。

※P2Pネットワークとは、中央集権型の管理サーバーが存在せず、

誰でもソフトウエアのインストールにより、参加ができ、

相互が対等な関係でつながっているコンピューター間のネットワークを言います。

参考文献:KINZAI Financial Plan 5月号

ビットコインと言えども、やはり、交換業者にとっては、手数料ビジネスの一面がありますので、

利用者は、その点にも注意が必要だと言えると思います。

多くの金融商品は、売り手サイドに有利になるようになっているのが、経済的な原則です。

ビットコインはサトシ・ナカモトさんが作った?

そんなビットコインですが、始まりは、今から10年ほど前の

2018年11月、サトシ・ナカモトなる人物が

ネット上に一本の論文を投稿したところから始まります。

ちなみにサトシ・ナカモトさんの

本名・国籍・性別・年齢、すべてが不明だそうです。

当初は、あまり注目されずに、ナカモト氏が一人で作り始めましたが、

次第に協力者が現れ、2010年5月には、

初めての取引が行われたようです。

ビットコインの2018年からの今後の展望は?

ビットコインの価格は

  • 2017年初頭・・・1BTC 11万円程度
  • 2017年12月・・・1BTC 200万円程度
  • 2018年3月・・・1BTC 70万円程度

という具合に、大きく変動しています。

(リスク愛好家にとっては、値動きが激しい方が好まれるかもしれませんが

値動きの理由が良く分からないものや、どこまで動くのかが数字や標準偏差などである程度分からないと、

博打的な要素が強くなりすぎ、投資ではなく投機の色合いが強くなるかと思います)

今後の展望を考える場合には、利便性や問題点を理解することが必要かと思います。

(ただ、人は非合理的な生き物ですので、必ずしも良いから上がる・悪いから下がる、というわけではないと思いますが)

バブル崩壊

ビットコインの利便性

  • 国際的な送金・決済が迅速
  • コストが安い
  • 通貨の両替をしなくても良い(国際間で)ので、その意味では為替リスクがない(ことに一応なる)

従来の銀行間の通貨では、数日以上や、コストが高い、などの問題があるわけですね。

この点だけを見ますと、

今後はますます普及するような気もします。

本来的には、国際間の決済手段として使うべきものかと思います。

退職金運用

ビットコインの問題は?

  • 利便性がある反面、国際的資金洗浄(マネーロンダリング)に使われる懸念がある
  • テロ資金を提供する場合に使われる
  • 薬物などの禁制品の売買に使われる
  • 価格の変動率が非常に高い
  • 価格が変わるので、決済手段として使えない(使いづらい)
  • 不正流出の懸念がある
  • 取引所によって、セキュリティ上の問題があるかもしれない

上記内容を見ますと、

まだまだ問題点が多いように感じます。

ただ、本来の決済手段としては、優れた方向性を持っていると思います。

今後は、上記を解決した仮想通貨が出てくれば、国際間の

資金決済の主役になるかもしれません。

ただ、その時に、ビットコインの価値は大きく変動するかもしれませんが。

また、現在の状況を考えますと、ビットコイン自体が通貨としてではなく、

投機の対象として扱われている傾向が強く感じます。

 

 

 

 

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