子ども向けお金の教養:一生お金に困らない「うまくいく仕組み」のつくり方 1時間授業 お金の教養

佐々木裕平のお金の学校

こんにちは。金融教育研究所の佐々木裕平です。

動画です。自動文字起こしを使用していますので、誤字脱字があります。

この講演の主役は「こどもたち自身」です。 これから訪れるより一層の「少子高齢化社会」。

 

厳しい現実に対して、親はどのようにこどもにお金のことを教えてあげればいいのでしょうか。

この講演では「こどもが自分で考え・判断し・行動する力」を身につけることに重点を置いています。

 

これからのこどもたちに必要な「力」を楽しく・わかりやすい解説と、シンプルな図解を交えて、お伝えします。

 

 

はいこんにちは金融教育研究所 佐々木優平です本日はですねこちらお金の
教養一生お金に困らないうまくいく仕組み の作り方というテーマでお送りしたいと
思いますどうぞよろしくお願いいたします
実際にですねこう 働いてみますとですねいろいろなことが ありますそして人生計画を考える上でです
ね大事なことの一つがお金もそうなんです が自分はどのような人生を送りたいかなと
いうものライフプランニングと呼ばれる ものですねこちらを考えることが重要に なってきますでここでクイズですけれども
私の前職は一体何だったでしょうか現在は ですね本を書いたりお金のお話をしたり
することを主なお仕事としています で何ですかA書籍の編集者Bパン屋さんC
地方の 銀行 員ですさあ私の前職は何だったと思われる
でしょうかAだと思う方はいありがとう ございますじゃあBの方
そして最後Cだと思われる方はい ありがとうございましたこれにですね
大きく3つあげましたが現在のですね職業 はですね お金の先生なんですけれども
聖書がパン屋さんでした 20年くらい前ですねパン屋さんに就職し ましてパンの会社に就職して当初はですね
パン工場の営業マンをやろうと思ってい まして30代40代50代60代とずっと
パン屋さんで働いてお金は直近だけして いれば何とかなるだろうというふうに
漠然と考えていました でも実際はですねいざ働いてみるとですね
なかなか思う通りにはいきませんでした 20代前半の頃はですね
岡山県のパン工場で営業をしていましたが 車線にありましてですねもう営業がうまく
いかなかったんですね営業に向いてない 性格なんですね何かをしたりするのが大変 苦手でしたで左遷されてですね
鳥取県のパン屋のパン屋さんの 販売員になりますで20代の後半になり
ますと広島県に移動しましてパン屋さんの 店長をしますそして東京都に移動してもう
1回パン屋さんの店長そしてまた広島県に 移動して 販売促進企画室というところで
働きましたこの頃はですね割と平均年収が 順当に
推移しておりましたが30代前半でですね うつ病になりましたうつ病になりますと
なかなか働くということがですね厳しく なってくるんですね でその後ですね広島県のパン工場という
ところで働くんですがうつ病なので思う ように働けなくてですね年収がまあ
100万円くらいまで落ち込みますで やっぱりなかなかですねこのうつ病という のが
完治が難しいものでして私の前ですねもう ちょっと仕事をするのに耐えきれずに退職
をしてしまいました無職になります年収は 6番目ほぼゼロになりますねでそれから数
年間勉強をしたりしてですね自分のやり たいことをしようと思いまして ファイナンシャル
プランナーの資格を取得して起業します 企業っていうとかっこいいんですが実際は
ですねなかなか大変厳しいものでした実際 にお店を開いてみてもですねなかなかお客
さんが全然来てくれない年収がまあ初年度 10万円ぐらいでしょうか実際はですね
家賃とか引くと赤字になってしまうんです が で30代後半になってなかなかまだまだ
厳しいのでアルバイトお好み屋さん お好み焼き屋さんでですねアルバイトをし ながら
お仕事を続けます 企業を続けまして書籍を執筆したり 持ち込みをしたりセミナーをしたり個別
相談をしたりして 徐々にですね 年収が上向いてきたというところではあっ
てそして現在に至るんですけれども なかなかですね思うような人生になって おりません
ただ個人的には現状に非常に満足してい ます自分のやりたいことを仕事にしている という点ですねでそうなんですけれども私
年収が低い時期が10年ぐらいありました があまりお金に困ったことがありません
それはお金に困らない仕組みというのを 勉強して実行に移していたからなんですね
でまず皆様にお伝えしたい本日とお伝えし たいことはうまくいかない人生というのが
普通によくあるわけですねどのように ライフプランニングを組んだとしてもその
思う通りになるとは限らないわけですね そういう時に 想定外の人生になった時でもお金でうまく
いく3つの仕組みをお伝えしたいと思い ますこの仕組みのことをですね行動経済学
などではなっちって言いますなっちって いうのは肘でツンツンて突っついてあっち
あっちっていう風にこう教えてあげる ちょっとした行動を促すという意味でよく 使われます
今日お伝えしたいなっちは3つです一番目 うまくいく仕組み丸1それはお金の順番を
変えるんですね流れの順番を変えて 貯める増やすっていうのを先にするって
いうこと 詳しくは中で見ていきましょう2番目です ね2番目はその仕組みに
積立というのを使います 収入があったらそれを
貯蓄やですね 投資に 積み立てて先に引いていく回すという
仕組みを使いますそして3つ目国のお金を
増やす仕組みを上手に使うということです ね普通に預貯金だけでやるとあまり増え
ない場合でもですね現状でも 積立投資 idecoやNISAと呼ばれるものを
使うとお金を大きくすることができるので はないではないかという風に
経済学上を考えられます 今日はその仕組みについて詳しく見ていき
たいと思いますでは最初にですねクイズを 少し見てみたいと思います
お金と 幸せの関係ってどんな感じだと思いますか
Aお金が増えるほどに 幸せになると思うBお金と幸せは少しだけ
関係があると思うAかBかどちらかでお 答えください10秒間ですどうぞ
Aはお金が増えるほどに 幸せになるのではないかBはお金と幸せは
少しだけ関係があるのではないかと考える ものですはい正解は正解とこれ正解は
個々人によって違うんですけれども一般的 にですねたくさんの人を集めて見てみます
とBお金と幸せは少しだけ関係があるん じゃないかな残念ながらお金が増えるほど
幸せにはならないんじゃないかというもの です 昔の経済学ではですね単調に考えてまして
お金が増えれば増えるほど 幸福度も上がるんじゃないかなという風に
考えられていました 縦がですね嬉しい下が悲しい右側がですね
特区左側が損という 図になっていますなので100万円増え
たら100万円分嬉しいし200万円増え たら先ほどの2倍嬉しい逆もまたしかりと
いう風になるはずなんですね ですが実際に私たちはですねどうもそう
いう風にはならないということなんですね お金が増えても 幸福度はあんまり変化しないよねっていう
風に考えられていますこれはアメリカの ですね研究の結果なんですが年収が
2.5万ドルの人はですね 倍の倍以上の5.5万ドルに年収が増えた
場合主観的な幸福度私は幸せじゃないか なっても自分から見た幸福度がだいたい
10%ぐらいアップするんですねで一方 5.5万ドルから7.5万ドルに所得が
増える年収が増えると今度 幸福度は1から4%くらいしか増えないん
ですねほとんど増えなくなってきます そして 7.5万ドルから16万ドル日本円にして
2000万円くらいまで一気に年収が増え たとしても今度はやっぱり
幸せってほとんど増えないんですねお金 から得られる不幸せは増えていかない
そして最後に 1600万ドルから 億円単位1億2億という単位ですねお金が
増えてもほとんど変化していかないという 研究結果が明らかになっています残念
ながらお金が増えても幸福度はあまり変化 しないようなんですね
なぜそのようなことが起こるのかっていう のを表したものがこちらです2002年 ノーベル経済学賞を取得しました
プロスペクト 理論と呼ばれるものです行動経済学の基本 的な考え方なんですねそれを見てみますと
お金が増えても減ってもその状態になれ 幸福度は変化をしにくいということが挙げ
られます 極端な話ですね1億円ぐらい手にしても
借金が1億円ぐらい2億円ぐらいになって もですねそれからちょっと増えたり減っ
たりしてもほとんどですねその得られる 幸福度は変化しないんじゃないかっていう 風に実際のですね
検証結果から明らかになってきました何で そんなことが起こるのかそれはお金持ちに
なればなるほどですね例えば1万円から得 られる幸せっていうのは小さくなっていく
んですね 例えばこちらの図ですけども縦が嬉しい下 があまり嬉しくないこっちに行けば行く
ほど 収入が増えるとなります例えば初めて アルバイトをした方がいらっしゃるとし
ますでそのお店の店長さんがですね今月 よく頑張ってくれたから1万円ボーナスを
上げましょうと言って1万円くれました するとこの方としては大変嬉しいわけです ね1万円もボーナスがもらえるなんて
嬉しいなこの1万円私にとってはすごく すごく価値があるぞという風に思いますで
一方ですねこちら年収が数億円のお金持ち がいらっしゃるとしますでその方がですね
秘書から 社長今月なんと先月よりも1万円も収入 増えましたよって言われたとしますそう
するとその方にとってはですね 月収5000万円が5001万円になった
としてもそうですか1万円増えたんですね はいおしまいという感じなんですね同じ
1万円なんですけども所得が少ない人の方 がその価値が重く所得の多い人の方がその
価値が小さくなってしまう感じがするわけ ですね こんな風に
紅葉満足度っていうものは持っている量と 反比例するのではないかという風に考え
られていますそのためお金から幸せを 得ようとしてお金ばっかり集めようとする
とお金が増えれば増えるほどですね 幸せになりにくくなってしまうという ちょっと困ったことが起こるということに
なります はいで 老年学っていう分野もありますこれは何
かって言いますと長生きをする時にどんな 風にしたらいいかなっていう学問ですね
それによりますと人にとって重要なのはお 金も大事なんだけどお金だけじゃなくって
生きがいが大事ですよねっていう話なん ですね 代表的なものはこちらです家族や
友人趣味 健康やりがいのあるお仕事そして
孤立しない生き方こういうものがですね人 にとっては大事だろうという風に考えられ
ていますそして実際こういうものが充実し ている老後を送れる人ほどですね人生に
おいて 満足度が高いようになっているということ です
はいここまでのまとめですお金持ちになっ てもそれだけでは幸せにはなれないんです
ね大事なのは何歳になっても生きがいを 持つことが
重要ということとなっております はいそれではですね次に今みたいにお金も
お金だけではですね 幸せを得られないわけですねでもそれにも 関わらず現在
政府の方はですね所得倍増計画というのを 打ち出してますまた金融庁さんは
貯蓄から 投資へ貯蓄から資産形成という風に言って ます一体どうしてなのでしょうか
それを理解するためにですねちょっと クイズをまたやってみたいと思います現在 10歳の日本人は
平均で何歳くらいまで生きる見込み でしょうかこれは諸説あるんですが一例と
してですね出してみたいと思いますA 100歳くらいB110歳くらい
さあどちらでしょうか頭の中でお考え ください
はいありがとうございましたこちら正解は ですねBのですね110歳くらいなんです
ね 私たちはですね110歳くらいまで生存
する可能性があります右の表はですね ベストプラクティス平均寿命と呼ばれる
ものですもちろん 統計の売り方取り方ですとか推測の仕方に もよるんですよって正解は変わってくるん
ですけれどもまあ一例としてですねあげて おりますこちらはですね 1850年頃ぐらいからですね現在
2000年くらいまでの間のですね 平均寿命が長かった国の
推移を表していますそれを見ますとですね 1850年ぐらいからですねずーっとこの
右肩上がりにですね増えてきているわけ ですねペースが落ちてないんですねずっと 増えているこの
背景にありますのは栄養状態の 改善ですとか医療の進歩などいろいろな ことが挙げられますが多分今後もこの
ペースで増えていくのではないか伸びて いくのではないかと考えられていますそう
した場合ですね2014年の日本生まれ 現在は10歳の人たちは2人に1人が
109歳くらいまで生きるんじゃないか なっていう風に考えられていますという
ことはですね女性特に女性が長生きなん ですが4人に1人くらいは120歳ですと
かもうちょっと125歳くらいまで生きる んじゃないかなということが見えてきます
またこれからですね100年以内により 一層の医療の進歩が
起こることは当然予測されますのでもっと もっと長生きをする可能性があります
その長生き問題が何か関係がお金とですね 関係があるのかなというところですが実は
終わりなんですまず先に知っておいて いただきたいのが公的年金と呼ばれる
仕組みですそれは何かって言いますと65 歳以上になりますとですねまあ国などから
お金が受け取れる仕組みがありますそれは 誰がお金を支払っているのかって言います
と現役のですね私たち現役の世代が支払っ ているものなんですね
毎月毎月社会保険料という形でお給料から 天引きをされたりしていますでそれが
すごく 乱暴に言いますとご高齢の方にですね 仕送りをしているような形となっています
そして先ほどの長寿化というものがあり ますそして先進国になればですねどこの国
でもそうなんですけれども 少子化という問題もついて回りますつまり
少子化と長寿化がダブルで進むわけですね そうなりますとこちらですね人口動態
ピラミッドの推移です 1955年時点などではですね
綺麗なピラミッドになっていますこういう 時にはですねお神輿形式がうまく
機能していてですねご高齢になっても 老後は安泰たくさんのお金が受け取れると
いう仕組みでしたしかし少子高齢化が進ん だ昨今や 将来皆様がご高齢になる頃お神輿の上に
立つ頃にはですね 逆三角形になってしまうことが考えられ
ます 若い人が減ってお年寄りの数がですね長寿
化によりものすごく増えて知ってしまう わけですね大変に増えていってしまうそう
すると皆様がご高齢になった頃には一人 当たりが受け取れる公的年金の金額は今
より多分減るよねって考えられています
じゃあ今度ですねクイズですそんな今の 20代はですね
老後今から40年50年後にはいくら くらいお金があればいいでしょうかこれは
今の価値で考えた場合ですね 将来の価値じゃなくて今の物価で考えたら
このくらいかなというものですA 2000万円ぐらいB6000万円以上は
いるんじゃないだろうかさあどちらだと 思うでしょうかエリだと思われる方Bだと
思われる方はいありがとうございます 正解はですねBなんですね
確かに少し前までは2000万円問題と いうものがありました
老後2000万円問題それは 老後に2000万円が必要なんじゃない かっていうものそれは確かに現在の65歳
などにとっては 老後に2000万円が必要だよねっていう 計算になるんです
公的年金の平均的におうち世帯ですねお うちで受け取れている金額は現在21万円
くらいなんですでも使っているお金は 26.5万円となっていますつまり
毎月5.5万円を足らないわけですねそれ を預貯金から引き出してこないといけませ
ん そうすると 毎月5.5万円の不足かける12ヶ月
かける35年間となると ざっくり2000万円くらいお金が要り
ますよねっていう話になるわけですねこれ がいわゆる 老後2000万円問題です
一方ですね皆様の場合ですね現在の20代
の方が老後にいくらぐらいいるのかという と6千万円くらいいるのではないかなと
いう試算になります 平均受給額が21万円ではなくて今よりお
神輿形式なので現在価値で16万円になっ たとします 減るわけですね
で平均支出が28万円にちょっと増えて いるとしますそうすると毎月12万円不足
をしますこの場合100歳じゃなくて皆 さんの場合は110歳まで生きるという
前提で考えますそうすると12万円 ×12ヶ月かける45年間であっという間
に6500万円ぐらい必要だという結構な 金額のですね
計算になってしまいます ほんの少しでですね450年で
我々の老後のお金の仕組みというのは 大きく変わってしまうというわけなんです
ではまたまたクイズです じゃあみんな6000万円くらい持って いるんでしょうかどうでしょう日本が仮に
100世帯の村100個お家がある100 件のお家がある村だった場合ですね1億円
以上持っているのは一体何世帯なの でしょうか10秒間でお考えくださいここ
のですね1億円というのは金融資産なん ですね不動産を除きます
預貯金や保険株式 投資 信託などで1億円以上持っているのは何
世帯でしょうかというものです
はい 正解は億万長者は100世帯中2.4世帯
なんですね100人中2人くらいは億万 長者 多いかどうかは
置いておいて大事なのは現在価値で 6000万円ぐらい必要なのにほとんどの
方はですね 5000万円から1億円5000万円以上 持っているのは全体の100人中1割に
満たないというところなんです 3000万から5000万円が13%
3000万円以下の世帯は全体の8割 ぐらいなんですつまり今のまま所得を倍増
しないで生活をしていく資産運用形成をし ないで生きていきますと多くの世帯が
老後のお金に困るよねっていうことになっ てしまいます
はいここまでのまとめです今後はですね 少子化と長時間により公的年金と
貯蓄だけでは 老後の資金が不十分になるという可能性が 出てきます
はいそれではですね続きを見ていきたいと 思います 老後にですね結構長くのお金が必要ですよ
ということが見えてきましたここで疑問に 思うのは普通に生活をしているだけではお
金持ちになることができないのだろうかと いうことなんですね それを見てみましょうまずここでですね
まだしても思考実験ですどちらが欲しいか 手を挙げてみてくださいA今すぐ
100万円がもらえる 権利B1ヶ月後にですね101万円が
もらえる 権利ですさあどちらが欲しいでしょうか
はいこの実験をしますと多くの方がですね 1ヶ月待って101万円1万円多くもらっ
た方がいいかなという人がやや多い傾向に あります
でもう一つ実験ですA今すぐ100万円が もらえる
権利B10年後10年後に101万円あげ ますよっていう権利さあどっちがいい
でしょうか はい手を挙げてくださいはいこれはですね
断然 Aの方が多いわけですね今すぐ100万円 がもらえる方がいいよね10年後に今
1万円が増えるのは嬉しいんだけどそれ よりも今もらった方がいいよねっていう
ことで気持ちがありますね どうしてそんな風に時間が経つと変わって
くるのかそれがこちらですね人はせっかち だから将来のお金に対してですね
興味が湧きにくいという 特徴があるわけですねこれを現在思考
バイアスや時間割引率などと呼びますまあ お金の幸せと同じような図式なんです
けれども 心理的価値ですね縦が嬉しい下が下に行く
ほど嬉しくない左右が時間ですで今すぐ もらえる
1万円っていうのはとても嬉しいわけです ね1ヶ月後になってもまあ今すぐの方が
嬉しいんですけども1か月後に でもまだまだ 嬉しさは残っていますただ10年後に
1万円って言われても 追加で1万円もらってもあんまり嬉しく ないわけですねなんか10年よりも今の方
をずっと嬉しいなっていう風な気持ちに なりますこのように私たち人間は基本的に せっかちなんですね目先のものに飛びつき
やすいという特徴があります はいここまでのまとめです人は未来のこと
は 遠回しにしがちですだからこそ次から出て きますうまくいく仕組みを使うことで誰で
も簡単にお金持ちになることができるよう になっていきます はいそれではですねお金を上手に使う
貯めるためのうまくいく仕組みっていうの をここから見ていきたいと思いますとても
簡単ですまずうまくいかない仕組みですね それは先に使うと人の癖さっき見た時間
割引率が働いて困りやすいというものです まず流れを見てみましょう一番右側が収入
ですそして 収入が入ったら先に使うで残ったら 貯めようかな増やそうかなっていう風にし
てしまいますと人間の持っている癖が働い てですね先にたくさん使いすぎちゃって
うまくいきにくいんですその結果として 時間が経ってもお金がですね増えなかっ
たり場合によっては減ったりしてしまい ます これこのままのお金の流れではいけない
わけですねここでお金がお金のうまくいく 仕組みを使います
それは簡単なんですね 貯める増やすを先にするだけなんです
まず収入があったら 順番をちょっと変えて先に貯める増やすを
しますで残りを使うようにする 順番を変えるだけなんですね
消費と貯蓄投資の順番を入れ替えますそう するだけでですね
時間経過とともにお金がだんだん増えて いってより豊かになっていくことができ
ますこれがうまくいく仕組み丸1ためる 増やすを先にするということなんですね
ただそれを自分の意思でやろうとすると とっても大変なんですね先ほど見ました
ように時間割引率目先のことに弱い せっかちでとにかく先何か欲しい買いたい
あれが欲しいこれが欲しいという風になっ てなかなかうまくいきませんのでうまく いく仕組みに
積み立て天引きというのを使います 先ほどと同じ図なんですが
収入があった場合先に 証券会社や銀行などにお金を回す仕組みを
使いますこれを積み立てと言います 収入から先に引っ張られる天引き天引きと
いうんですが先にですね自動的にお金を 動かす仕組みがあります 銀行や証券会社で簡単に手続きができます
この 積立というものは 具体的には 毎月同じ日に同じ金額同じ金融商品
貯蓄や 投資をですねする仕組みなんですで例えば
毎月1万円なり2万円になるようですね 積立にしたらあとは使うようにしてあげる
といいわけですねこのようにお金の 順番を変えて仕組みを使います
積立という仕組みを使うこれがうまくいく 仕組み2です
はいおさらいですうまくいく仕組みに先に 積み立てで
貯める増やすという仕組みを使います
先ほどのようにですね 積立という仕組みを使うわけですね
積立というとよく貯金が昔は挙げられまし たでも現在政府の方からですね
貯蓄から 投資へ貯蓄から資産形成へという風に流れ が変わってきていますなぜ
貯めるだけではダメなのでしょうか心の ところですねちょっと見てみたいと思い ます
はいまたしてもクイズですねこのグラフは 何のグラフでしょうか 最初がですね1961年ぐらいから始まり
まして 2020年くらいですねまであります最初
の頃はですね5%くらいだったものが現在 では0.002%という風に下がってきて
いますさあ何でしょうか10秒間でお考え ください
ざっくり見て昔は6%くらいあったわけ ですねでも今は 0%くらいさあこのグラフが何のグラフか
といいますとお金のレンタル料金である 金利と呼ばれるもののグラフです
例えば私たちがですね銀行さんにお金を 預けるこれは銀行にお金を貸しているのと
同じなので金利というレンタル料金が もらえますで昔はですね6%ぐらいあった
ので 銀行に例えば100万円を預けますと
預貯金でお金が2倍に増える100万円が 200万円になるまでだいたい12年間で
増えたわけですね時間12年間という時間 で100万円は200万円に大きくなった
わけですね すごいすごいですねでも1990年に入っ
てですねバブルが弾けまして非常に景気が 悪化しましたで現在もそうなんですが超低
金利というものが続いていますで仮に現在 0.01%の金利の場合100万円を
200万円に増やす預貯金で増やすには こちらですね 7200年ぐらいかかってしまうという
ことになってしまいます ほんの30年間でですね私たちの昔の
お父さんお母さんおじいちゃんおばあ ちゃんの時代は 投資は危ないから押しなさいという時代 だったんですが今現在では
預貯金ではお金が増えなくて 投資や資産運用でお金を増やしたらどう
だろうかという時代に変わってきています
貯蓄だけではなく増やす投資というものが 必要になってきます例えばですね ものすごく
頑張って毎月5万円を積立貯金先に貯め るっていう事だけに頑張った場合ですね
45年間で2700万円くらいにはなり ます 2700万円になったすごいやったじゃ
ないんですね 老後には思い出してほしいんですが現在の 物価でだいたい6000万円ぐらい必要
でしたあと3300万円ぐらい足りません となります はめるだけではダメなわけですね何かし
ないといけません はいそれが投資なわけですね投資して
くださいよって金融庁さん言ってますでも 私たち今まで投資にですね触れる機会が
ほとんどの人ありませんでした 投資って何だろう急に言われてもわかん ないよってなります
それを紐解くためにですねまずはこの寄付 と呼ばれる仕組みから見てみましょう
寄付と呼ばれるものは今動けない自分の 香りにお金や人に
働いてもらうそういうものを指しています 例えばどこかで災害があってお困りの人が
いらっしゃるとしますそうするとまあ いろんな方がですね助けたり物資を送っ
たりするわけですでそれは私たちもできる わけですね私たちもお金をコンビニなどで
募金をしたりですね物資を送り出したり することができますこれが寄付なわけです ね自分としては現地に行きたいんだけど
現地に行って働けないから代わりにお金や 人に動いてもらうわけですね
これが寄付ですで 投資っていうのも同じような面があります
今すぐ自分は他のお仕事をしてるわけです ね他のお仕事をしてるんだけどもお金が
ありますよでそのお金をですね社会に参加 させることで社会と自分を元気にすること
ができます 投資とはお金が社会や生産活動に 積極的に参加することをも表しています
例えば 企業株式会社があります 株式会社というものはですね世界中にある
わけなんですが様々なことをしています人 を雇ってですね 服を作ったり車を作ったりサービスを提供
したりしていますでもそれをするにはお金 が必要なので 株式と呼ばれるものを発行しています
で私たちは自分でですねお金を出して 証券会社を経由して市場というものを経由
してその会社の株を買うことができます つまり会社の株を買うということはですね
自分のお金を社会に自分の代わりに働きに 出しているということなんですね自分の
代わりにお金を働かせるそれが 投資の1側面であります
そうなんだでもよく聞くよね 投資やったら損したわとかですね騙された
怖いなっていうものがありますなのでやり たくないわかります私も昔そうでした東芝
絶対にしたくないという気持ちがありまし たはいではここでですね思考実験ですこれ
すごく大事な実験ですabbyどちらか 選んで手を挙げてください
皆様がどちら 将来ですねどこかの会社に就職したとし
ます でボーナスがもらえる権利があるとします どちらか選んでくださいA80万円の
ボーナスを確実にもらう権利B 社長とじゃんけんして勝ったら100万円
もらえる 負けたら1円ももらえないよっていう ゲームですAとBの権利どちらが欲しい
でしょうか映画 欲しい人 Bが欲しい人はいありがとうございます
じゃあ続いて第2問です AかBどちらか選んでください皆様がです
ね上司の家に遊びに行ったとしますで肘が 当たってしまって上司のお気に入りのツボ
がパリーンて割れてしまいました上司が出 てきましてどっちか選んでねって言います A80万円の弁償代金を確実に支払ってね
B上司とじゃんけんして じゃんけんにもし負けたら100万円払っ
てねでも買ったら1円も払わなくていいよ 」っていう 条件が出ました皆様はAとBのどちらをお
選びになるでしょうかお考えください Aの方
今度Bの方はいありがとうございますこれ はですねたくさんの人に会ってもらいます
と1問目ではですねA80万円のボーナス を確実にもらう方を多くの人は選びがち
ですそしてBあごめんなさい2番目ですね 2番目 損失に対する質問ですねツボを割って
しまった場合は1か八かでチャラにしたい 1円も払いたくないという方を選ぶ
傾向がわかっていますでもこれ1問目と2 問目ですね同じ数字なんですね絶対値とし
てはAは プラスマイナス80万bはプラスマイナス 100は0という全く同じ数字が載ってい
ますただ 1番目は利得に関する質問2問目は
損失に対する質問です 遺族に対しては確実性
損失に関しては博打的になってしまうのが 私たち人間だいたい80%ぐらいの人は
そういう 答えを選びがちだよねということが知られ ています
はいでこれを表したものが先ほども出まし たがプロスペクト理論というものなんです
ね例えば80万円手にすると 結構嬉しいわけですねで100万円手に
するとどうかって言うと 嬉しいことは嬉しいんですけどあんまり 嬉しさが増えてないわけですねそれでし
たら一か八かで100万円よりも確実に 80万円が欲しいなと思うのが人間なわけ
ですねで今度損の場合はどうか80万円の 損はいやーなわけですねでも100万円の
損の方がもっと嫌なんですねすごい 嫌だどっちも嫌なんだからもう一か八かで
0になる方がいいなーっていう風になって しまって 損失には博打的な答えを選びがちになって
しまうということなんですねつまり得と 損保では損の方が2倍くらい嫌だという
癖があるわけですね 遠くから得られる感動はちっちゃい同じ
100万円でも小さい一方損の方に対して はですね 孫から得られる感動は同じ100万円でも
うわぁすごい重い重いっていう感じになる わけですねここから見えてくるのが
投資が怖いのは普通だよねっていうことな んです誰でも損の方が嫌なわけですから
損をする可能性があるんじゃないかなと 思われる 投資をするのが 怖いのは普通ということが見えてきそう
です ではここでですねもし 謎の存在がひゅーっと出てきましてですね
皆様にこういうことを聞いてきたとします
どれかに投資しないといけないよどれに 投資するどれか選んでね1番目安全な
預貯金2番目割と安全な債権と呼ばれる ものに分散投資する3番目ちょっと値動き
が大きいんだけど 株式と債券に半分ずつ分散投資をする4番
目ものすごい値動きの上下が激しいよって いう株式に分散投資をするさあどれに
投資をしたいでしょうか1番の安全なもの がいい方はい2番目割と安全なものが良い
方はい3番目ちょっとやばいぞっていう ものがいい方
そして4番目すごい値動き大きいよって いうものが言い方はいありがとうござい
ますやはりですねこれだけ見ると 値動きが大きいものよりも安全な方をです
ね選びがちかなという面が見えてきそう ですでは一方ですね今度ここに女神さん
と降りてきまして40年後にお金を渡し ますどれでも上げますよいくらがいいです
か好きに選んでくださいねって言ったとし ます 一番
2000万2万2300万33,700万4万6100万円 さあどれでも無条件でもらいますさあどれ がいいでしょうか1番が良い方
2番がいい方 3番が言い方 4番が言い方はいありがとうございます
これやりますとほぼほぼ確実にですね皆 さん4番の6100万円を選びますそれは
そのはずですねどうせもらえるのであれば お金が大きい方が嬉しいと考えるのが人間
です ただ今のはですね一番1問目と2問目同じ
質問なんですね どういうことかと言いますと
私たち人間はですね 損が嫌いなゆえに無意識のうちにもですね お金が増えにくい方を選んでしまいがちな
んです本当は大きなお金が欲しいんです けど無意識のうちにもお金が増えにくい方
を選んじゃうっていう話なんですね 例えば 元本保証の預貯金はリスクが小さいので
増えるお金も小さい一方 ディスクの大きい株式主体の投資信託と
いうものを選ぶと 計算上のですね
理論上の増え方も大きいという風になり ますただ私たち人間は損が嫌なので金融
知識がない人ほどついついお金が増え にくい方を無意識にも選んでしまいがち
ですそして一方金融知識が正しくある方は ちゃんと増える方を選ぶことができやすい
傾向にあります ではここでですね過去の実例を見てみ
ましょうこちらは金融庁さんの積立 NISAから引用をしています
2000年から2020年の間まで 毎月1万円ずつ
積立 投資をした場合ですねどうなったかなと いうものです
仮に毎月1万円預貯金のみにしますと こちらですね12
ヶ月かける20年間で240ヶ月 総計240万円を預貯金で貯めました
預貯金だけだと240万円ですで一方です ね 大きなリスクを背負うハイリスクハイ
リターンと呼ばれる 株式世界中の株式に分散投資をしたものを
選んだ人の場合は20年間で240万円は
624万円になりましたという現実がある わけですね
長期分散投資ではですねリスクを負うこと でリターンがついてきたという実績があり
ますただこれはあくまでもこの期間がそう だったよということであって2023年
からの20年間がこのようにうまくいくか どうかは分かりませんもちろんハイリスク
ハイリターンなので開始ですね10年間は 全然増えてなかったり
むしろ赤字になったりしていますでもここ で諦めないでずっと積立をすると安い時に
たくさん買うことになるので 将来的に大きく 儲かっていくというですね
特徴があります リスクというもの正しく認識するという
ことが大事なわけですねはいここまでの まとめです安全に大きく
儲かるものが欲しいんですけどもそれは 存在ができません私たち人間にはですね
損失回避性があるからこそ じっくりと考えて皆さんですね資産形成と
向き合ってみると良いのではないかなと 思います 次はですね
まあお金を増やそうという話になった時に ネットですとかSNSなどを見てみますと
これやったら簡単にお金増えますよ 秘密の方法を教えますよっていうのがよく
ありますそれがどんなものかなって見てみ ましょうそれは大半がですね
過去の値動きを分析することで未来が わかるよっていうテクニカル分析とか
チャート分析と呼ばれるものを紹介してい ます高いお金出したりですね
会員になったら教えますこの情報商材に
読んだらわかりますというものがあります でどんなものかなーって言いますとこの まずこの値動き
株式株価などの値動きを表したものなん ですがこれをチャートって呼びますでこの チャートっていうのを分析すると次の動き
がわかるよっていう話なんですね例えば 大きく V字になったらですねこれは次は下がる
サインですよですとか下に1回2回3回お 尻をついたらトリプルボトムと言ってこの
後は上がりますよと言ったりですね次に 大きく下にトントンと2回お尻をついたら
その後はうわーっと上がりますよこれが ダブルボトムの法則とかいうものがあり
ます それを踏まえた上でですね見てほしいん です思考実験です
過去の値動きが次のような場合 未来はどうなるでしょうかこれ見ています とですね
上にですね1212トリプルオトームした 後大きくドーンと下がって
大きく無事の後大きく下がって下に1回 ついて下にトントンと2ヶ月
底をつきましたダブルボトムですさあこの 後どうなるでしょうかA上がると思う人B
下がる下がると思うはいC わからないよっていう人はい正解はCの
わからないなんですね 現在ではですねスーパーコンピューターが
進化しておりますので 過去数十年間分などの株価のデータを スーパーコンピューターに入れて何か法則
を見つけてねっていう実験が世界中で行わ れていますでも残念ながら今までのところ
ですね何か法則性があったよっていう報告 はありません
株価などの値動きはデタラメに動く ランダムウォークって言うんですが でたらめに動くよっていう
特徴がありますなので現在のところですね テクニカル分析などと言われる60年
くらい前に流行ったような コンピューターがない時代に出たような 分析方法は人間のですね
錯覚だよねってなってます自分の心次第に どうとでも取れるものなんですね人間には
デタラメなデータでも統計的に見ると何か ですね法則のようなものを脳は感じて
しまっていう 特徴があるんですね ゆるする月効果というらしいんですがで
先ほどのグラフこれですねこちらなんです が 何かって言いますと私が家でですね
サイコロを投げたものをグラフにしただけ なんです 偶数で+奇数でマイナスになるように
サイコロをものすごいデタラメに振って
グラフ作ってチャート分析の本を開いて みると当てはまってるわーってなりますで
もそれは私がですね 脳みそさんが何かくれ当てはまってる
わーって勘違いしてるだけなんですね サイコロさんがですね下に2階についた
ダブルボトムになったからといって次は グスグスグスグスっていう風にサイコロは
頑張って偶数出すっていう世界じゃない わけですねたまたまそうなったものに対し て
我々人間がなんかこれ法則見つけたり」 っていう風に勘違いしちゃいますよって
いうだけなんですねなので残念ながら テクニカル分析はチャート分析では将来の
値動きはわからないただのデタラメ 嘘っぱちというのが現在の経済学の
答えですなので皆様もですね今後社会に出 てお金に困った時などについついそういう
ものにすがりたくなるかもしれませんが それは嘘なのでお気をつけください
はいここでですね覚えてほしいのはリスク とリターンは理論上
概ね 比例するということなんですねよく 詐欺師の出してくる商品というのは
ローリスクハイリターンなものを出して くることがあります
確かに私もですねローリスクハイリターン のもの欲しいなって昔考えたことがあり ますでもそれ存在しないんです何でかって
言いますと経済学上ですねリスクっていう のは値動きの触れる幅をですねこう
統計的に出したものなんですね 振れ幅のことを指しています でリターンというのは正しくは期待
リターンと呼ばれましてその 統計上の振れ幅のちょうど中心中心真ん中
ですね真ん中が発生確率が最も高い 期待されるリターンが最も確率密度が高い
ところという風に 定義されていますので ローリスクハイリターンということは
値動きの振れ幅がこの辺なのに この辺ですねこの辺なのに最も発生する
確率が高いのはここだよーっていう意味 不明なことを言っているわけなんですね
現実にあるのは無理すくしさんのように リスクがなくって
預貯金などですね値動きの振れ幅がなく ないその代わりリターンがものすごく低い
ものが 債券のように値動きの振れ幅が小さいん
ですけれども当然その 平均値であります 期待リターンも小さい
ローリスク ローリターンそして大事なのはですね こちらですね
株式のように 値動きの振れ幅が大きいんですけどもその 中央値であります最も発生確率の高い確率
密度もまた大きいもの いわゆるハイリスクハイリターンと呼ば
れる 株式と呼ばれるものに分散投資をすること が大事だよねという風に考えられています
はいここまでのまとめです 投資の世界はですね 嘘や勘違いがたくさんあります
専門家ですね金融機関保険会社 証券会社などの
利益も皆さんのですね利益から生じますな ので売り手としてはですね金融知識がない
人に対して すごい扱いやすいんですね悪い言い方を するとかもなのでタモになってしまいます
ので 専門知識がない状態で金融機関を信用し
すぎると非常に 危ないということになってしまいますので お気を付けください
はいというようにですねまあ 投資は危ないですよ
危ない面もありますよという面を強調し ますとやっぱり投資は怖いなぁとなります
でも大丈夫です通してうまくいく仕組み ちゃんとありますうまくいきやすい仕組み
ですね それがこちらですね 資産形成がうまくいく仕組みそれは国の
idecoと呼ばれるものとNISAと 呼ばれるものをうまく利用することなん
です idecoというのは 厚生労働省管轄のお金を増やす仕組みです
NISAと呼ばれるものは金融庁さんの 管轄のお金を増やす仕組みですどちらも
基本的に積立形式です そしてどちらも
税制面で非常に優遇されていてどこの 証券会社で普通の口座を開くよりもお得に
できます 思考実験です世界中に分散投資した場合
統計的にどっちがうまくいったでしょうか これからですねidecoやNISAなど
で皆様が将来投資をするときにどうしたら いいのかなーって悩むと思いますA
タイミングを見計らって5年以内に売った 方がうまくいったB
ぼーっとして20年くらい 放っておくとうまくいったさあAとBの どちらの方がうまくいったでしょうか
Aだと思う人 Bだと思う方はいありがとうございますで
見てみましょう正解はAの5年じゃないん ですね20年の方なんですね実は5年間
などの短期間で見ますとギャンブルになり やすいんですね結果が
例えばですね5年間20年間のいろんな 期間の区切り方があると思うんですが
詳細はちょっとわかってないんですけども 金融庁さんのワーキンググループ 報告書から引用しています保有
期間5年間という枠でですね区切った場合 リターンがですねマイナス8%から
プラスの14%までばらついてしまったん ですね年によってうまくいくとしてうまく
いかない年が出てきます100万円が5年 後には72万円赤字ですね赤字から
173万円の黒字になってどれかにどこら へんかに着地をした非常にばらつきが
大きくてうまくいったうまくいかなかっ たりがギャンブルになりやすいわけです
これは困ったじゃあどうしたらいいの かっていうと簡単なんですね長期間
ぼーっとほったらかしにするとうまくいき やすいということなんですこちらが保有
期間20年ですねずーっと ぼーっと置いといたそうするとその間です
ね 期間区切って見ていますとリターンが プラスの2%から8%の間に収斂したわけ
ですね 100万円は20年後に185万円から 321万円という赤字にならずにいずれも
プラスのリターンに行きました着地しまし たつまり保有期間が20年間になると
プラスのリターンに落ち着きやすいという ことなんですねここで何でと思われると
思いますまず 株価というものはランダムウォークで デタラメに動きますチャート分析とかは
当てにならないでたらめに動くんですでも デタラメに動くものっていうものはですね
実は慎重にせよサヤエンドウのサイズに せよ何してもですねたくさんたくさん
ランダムなものを集めるとこのように中心 がこうモリッとした山になるというのが
ですね分かっていますこれを 統計の世界では中心極限定理などと呼び
ます 組み合わせ爆発などと思いますランダムな 値動きのものはたくさん集めると
話が長くなるのでポイントだけ言いますと 期待リターンに収斂しやすくなります
投資の場合 idecoはNISAでありますと特に NISAでなりますNISAの対象の金融
商品を選びますと 多分うまくいくだろうねということが経済 学上言えます
皆様におかれましてはですね難しいことは 要りません 金融庁さんのNISAと呼ばれるもので
買える 投資信託というものがあるんですがそれは 金融庁さんがですね
厳選した金融商品だけを集めていますその 金融庁さんの 源泉消費の中から
選ぶとですね選んでそれをほったらかしに する 積立投資をずっと継続するほったらかしに
すると 成功しやすくなります まずこれ期間10年間のデータなんですが
青い線がですね青いグラフ4点数 パーセントのリターンとな年率4.9%の
リターンというのが市場の 市場平均と呼ばれますが上昇率なんです
株価の上昇率 一方このオレンジの半分くらいになって いるのは何かって言いますと国内のすべて
の 投資家が途中で売買して売ってしまった人 たちの
成績なんです何か 頑張ってしまうと成績がですね半分くらい
になっちゃうんですで一方こちらですね 何にもしなくて 頑張らなかったチームがグレーです
ほったらかしにすると市場の上昇率と同じ リターンが得られますこの市場の上昇率と
下回ると失敗で上回ったり同じくらいだと 成功っていう風に資産形成の世界では考え
ますので皆様がですね失敗したくないなぁ と思ったら金融庁さんのですね
厳選商品を選んで 積立をしてそれをほったらかしにするする
と 成功しやすくなります はいここまでのまとめですねうまくいく
仕組みその3それは国のお金を増やす 仕組みを上手に使って欲しいんですねまず
右側のですね Aさんがおられますが 毎月4万円の余裕資金があるAさんが
いらっしゃるとしますAさんは積立貯金 だけを選択すると60歳の段階でですね
1920万円ぐらいにしかお金がなってい ません 6000万円ぐらいは必要なのに増えて
ないんですねこれは困りますで一方同じA さんです
働き方は変えなくていいですお金の置き 場所をちょっと変えてあげるだけ
idecoとNISAと言われる国の制度 の置き場所に変えてあげるだけそうすると 60歳の段階で
全く同じお金を出しているにもかかわらず 6100万円ぐらいにお金が増えていると
考えられますもちろんこれはその時々の 金利ですとか社会情勢によってもっと上
だったり下だったりしますけれども だいたい 期待リターン平均がですね5%の場合は
だいたいこのぐらいだよねという控えめな 数字で出しております
うまくいく仕組み3国のお金を増やす 仕組みを上手に使ってほしいと思います
はいではここまでのまとめですお金でです ね増やす
段階ではいろんな嘘やごまかしが大人の 世界にはたくさんありますそこで大事なの
は idecoやNISAと呼ばれます国の 管轄の制度を上手に使うということそして
2番目 頻繁に売買をすると 失敗します何もしないチームに負けて
しまうので2番目ほったらかしにして くださいなんで頑張ると失敗するかって
いうと私たち人間の損失回避性なども影響 していますちょっとの利益ですごく満足し
ますそれ以上 幸福度は増えないんですねなので少し 値上がりすると売りたくなりますし大きく
損すると1か8かの行動に出たがるので 結果として小さく設けて大きく損すると
いうことがよく起こるわけですねそのため ほったらかしにした方がそういうエラーも
防げます はいでは今日のですねまとめをして終わり
たいと思いますまず1番目うまくいく 仕組み1お金の順番を変える
収入があったら先に貯める増やすで残りを 使うようにする
今までは 収入があったらまず使うで残ったら 貯めようという感じでしたがそうではなく
て 収入があったら先に貯める増やすようにし ますそうすると時間経過とともにですね
だんだん豊かになってくると考えられてい ます
そしてその2うまくいく仕組みその2は 積み立てと呼ばれる仕組みを使います人間
としてはですねこうせっかちな気持ちが 働きがちですのでついつい先に使って
しまいがちなんかあんま食べれてても 面白くないなという風に考えがちなんです ねそういうエラーを防ぐために
積立という仕組みを使います 毎月収入お給料が入ったらその日のうちに
自動的に 証券会社や 銀行などにお金の一部を回す仕組みを作り
ますこれを 積み立てと呼びます自動積み立てですねで
1万なり2万なり3万なりを 積み立てしましたら残ったお金を使うよう
にするという非常にですねシンプルな 仕組みですたったこれだけでいいです
そして最後ですねその 積み立てる場所なんですけども
国のお金を増やす仕組みがあります idecoとNISAと呼ばれるものです
残念ながらこの仕組みはですねみんな 社会人になったら自動的に 付与される強制加入の仕組みではありませ
ん金融リテラシーの高い人情報を知ってる 人しか入らない仕組みなんですね自分の
意志で入る仕組みですなので今日皆さんに はもうお伝えしましたぜひ18歳や二十歳
22歳社会に出た時でもいいです ぜひ
入れ子とNISAの講座を作って
毎月初年度からですね毎月積立投資を毎月 毎月5000円とかでもいいのでするよう
にしてくださいそうすると 老後になった時に大きなお金が生まれて
いる可能性が非常に大きいです
はいこのようにですねお金の仕組みを上手 にできた場合はですねあとは人生がうまく
いく仕組みっていうのを定期的に見直して ほしいと思います最初にですね私のライフ
プラン ざっくり紹介しましたが全然思う通りに来 ませんでした本当に思う通りにいかないん
ですねこんなこと起こるということ ばっかり起こりました でもそういう人生でもですね
計画を立ててじゃあこういう人生に変えて いきたいなって思って思ったら 変えて近づけることはできますなので自分
のですね1年後2年後3年後4年後5年後 などの目標を立てて
具体的な行動をですねぜひ考えてみて ほしいと思いますそして全然違う人生に
なっても諦めないでほしいんですねそれは また新しい世界に入ったっていうことなの
で違う第2のライフプランニングを前向き
にですねぜひ考えてみてほしいと思います
はいでは今日のですねお金の共用一生お金 に困らないうまくいく仕組みの作り方は
ここでおしまいです皆様どうもご清聴 ありがとうございましたさようなら
 

金融教育研究所 公式HP https://kinikuk.com/ 講演相談など、どうぞお気軽にお問い合わせください。 金融教育・資産形成・資産運用・投資に関する講演・執筆のご相談など、お気軽にどうぞ! 講師:佐々木裕平プロフィール 金融教育研究所代表 国家資格:1級ファイナンシャルプランニング技能士(ファイナンシャルプランナー) 1979年、広島県広島市出身。2002年中京大学商学部卒業。「すべての人に 金融リテラシーを」をモットーに、中立・公正な立場での情報発信を心がける。 書籍、記事執筆・各種講演・公開講座などで金融リテラシー(金融教育)の普及啓もう活動に尽力。 書籍・記事執筆などメディアで活動する一方、行動経済学(プロスペクト理論)と金融経済学(現代ポートフォリオ理論)を背景にした講演を行う。また、金融教育研究所代表として、定期的に市民向けの公開講座を開催している。 「入門 お金持ち生活のつくり方」(こう書房)Amazonの全書籍部門にて、全体1位のベストセラーを達成。 「投資信託超入門」はAmazon投資部門にて1位のベストセラーを達成。2021年5月新刊発売「FPの先生! 小学生の私でもわかるように、お金の増やしかた教えてえや」文響社より。 趣味(日課)は論文・書籍を読むこと。 Amazon著者ページ:https://www.amazon.co.jp/%25E4%25BD%2… 講演依頼ドットコムページ https://www.kouenirai.com/profile/8449 FPの先生! 小学生の私でもわかるように、お金の増やしかた教えてえや:文響社 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B… 入門 お金持ち生活のつくり方:こう書房 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B… 投資信託超入門 金融教育研究所 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B… ストレスゼロの絶対貯金:青月社 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4… 学校では教えない! お金を増やす授業:ぱる出版 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4…

 

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