Contents
ミニ株(株式ミニ投資)についてメリット・デメリットを比較
今回は、株式ミニ投資について見てみましょう。
これは、通称ミニ株と呼ばれるものです。
普通の株式とは?
本来、株式は証券会社を通じて
株式市場に上場している株式を購入するものです。
ですが、中には一つの単元(かたまり)が高い株式があります。
値がさ株などとも呼ばれることがあります。
このままでは、ちょっと個人にとっては投資をしづらい点があります。
①ミニ株(株式ミニ投資)とは?
少額でも買えるようにしたのがミニ株ですね。
具体的には、
- 各銘柄ごとに定められた1単元(かたまり)の10分の1の金額で取引できる
という制度です。
ミニ株に対する個人的な見方
ただ、近年では個人投資家が買いやすいようになっていますし、
より買いやすい投資信託という形式があるので、
正直に言って、メジャーではないと思います。
②株式ミニ投資のメリット?
ミニ株により、
- 少額で投資ができる
- 株式投資ができる
- 分散もできやすい
という点が挙げられます。
③デメリット
通常の株式投資と異なり、以下のような点が挙げられます。
- 指値注文(買値や売値を指定すること)ができない
- 取り扱っている証券会社が限られている
また、株式投資ではないので元本保証ではありません。
値下がりするリスクがあります。
これはデメリットというよりも特性ですね。
値下がりしなければ、値上がり益も得にくいものですから。
デメリットになり得る手数料
買う時や売る時に売買委託手数料がかかります。
条件によって割高になることもあるようですので、
よく考えたいところです。
まとめ
株式投資は別に高い株式(単元が高い値がさ株)でなければできない。
ということはありません。
買いやすい株式や投資信託があるのでミニ株にこだわる必要もない気がします。
ミニ株投資が良いかどうかは、投資の本質を考える上で的外れな気がします。
大切なことは、何を買い、どのように運用するべきか、
それは何に基づく理論なのか、
それはなぜなのか、を理解することではないでしょうか。