Contents
おかげさまで80回目の開催となります。ありがとうございます。
金融教育研究所では、定期的にお金と投資の公開講座を行っています。
この度、ついに80回目の開催を迎えることができます。
誠にありがとうございます。
■『すべての人に金融リテラシー(教育)を』 老後に足らないお金はいくら?
現在、そして今後の日本では老後のための資産形成が大変重要になっていきます。
政府の公表している現在65歳夫婦の公的年金受給額モデルは22万円です。
そして、必要最低限の生活を送るにはおよそ26万円程度が必要です。
つまり、毎月4万円程度足りません。豊かな生活の水準の月36万円で生活を送るには、10万円の不足です。
つまり、毎月4~10万円が不足します。
同時に、日本人の平均寿命は伸びており、女性の場合87歳となっています。
現実として四人に一人が95歳まで生存します。
そのため、毎月不足分の4万円~10万円を取り崩しながら生活をしていくこととなります。
単純計算で
- 月4万円の不足×12か月×30年=1440万円の不足
- 月10万円の不足×12カ月×30年=3600万円の不足
となります。つまり1440万円~3600万円程度の資産を現役時代に形成しないといけないのです。
…本当でしょうか?
本当に老後に必要なお金はいくら? リアルな数字を出してみる
先ほどの前提条件は、政府の出しているモデルの世帯で22万円でした。
本当でしょうか?
実は、厚生労働省の出している2014年の受給者の平均月額は16万円なのです。
※参考文献:「東大がつくった高齢社会の教科書 編集 東京大学高齢社会総合研究機構
ということは、現実的にはどうなるでしょうか。
先ほどと同じ条件で、毎月の生活費が26万円~36万円とすると、月に10万円~20万円が不足することになります。
すると、老後に必要なお金はこうなります。
- 月10万円の不足×12か月×30年=3600万円の不足
- 月20万円の不足×12カ月×30年=7200万円の不足
つまり、普通の人の場合は3600万円~7200万円が不足することになります。
■金融教育の重要性
現在のような低金利で収入の減少していく情勢の中では、自分でお金を増やすことが重要です。
その為の制度である、金融庁管轄のつみたてニーサ、そして厚生労働省管轄のイデコという税制上優遇されている制度はすでにスタートしています。
しかし、現状では国民の1%程度しか利用していません。
このままでは、多くの人の生活が困窮してしまいます。
いまこそ、正しい金融教育が必要です。
金融教育研究所は、「すべての人に金融リテラシーを」を合言葉に、金融教育の普及啓もう活動に努めています。
金融・保険商品の販売・勧誘・斡旋は一切していません。
金融教育をきちんと体系的に学びたい方は、どうぞお気軽にご利用ください。
■金融教育研究所 主催セミナー「なるほど!お金と投資公開講座」ご予約方法
※主催講座(セミナー)のご予約は外部サイトの「こくちーず」から受け付けています。下記日付をクリック後に、日時とコースをご確認の上、ご予約下さい。
※中学生・高校生は無料ですが、保護者の方は通常料金です。また、ご予約の際はお席の都合上、人数分でのご予約をお願い申し上げます。
※詳細な内容は日付をクリック後のご案内をご確認ください。
開催日・回数 | 内容 |
6月30日
↑日付クリックで案内ページへ (日曜日)第79回 |
やさしい! 基礎編 (11:00~12:20)わかる! 選び方編(12:40~14:00)できる! 運用編 (14:20~15:40) |
7月14日
↑日付クリックで案内ページへ (日曜日)第80回 |
やさしい! 基礎編 (11:00~12:20)わかる! 選び方編(12:40~14:00)できる! 運用編 (14:20~15:40) |
開催予定:7月28日
(日曜日)第81回 |
同上予定 |
2019年開催予定日以下は予定です。変更になることがございます。 第69回~88回予定 1/13・1/27・2/10・2/24・3/10・4/7・4/21・5/19・6/2・6/16・6/30・7/14・7/28・9/8・9/22・10/6・10/20・11/10・11/24・12/15 |
お金の基礎から、体系的にきちんと学べます。
未経験者・初心者の方のための公開講座(セミナー)です。
期待と不安の入り混じる、お金というテーマに、真剣に、そして理論的に向き合います。
資産運用のスムーズな勉強の一助になれば幸いです。