長く全世界株式インデックス型投資信託によるつみたて・一括投資をしていると、世界中の株式の価格が上がっているのに、全世界株式インデックス型投資信託の価格が下がっている……なぜ?
みたいなことが、時々起こります。
その答えは、為替の影響です。
乱暴に言うと、円安→円高になると、世界の株式の価格が上がっていても、日本円に直した時に、その上昇分が帳消し、あるいはマイナスになってしまうのですね。
反対に、世界の株式の価格が上がっていないのに、円安になるだけで、全世界株式インデックス型投資信託の価格が上がることもあります。
2024年9月以降は、為替はどうなるでしょうか?
個人的な考えでは、ゆるやかに円高方向に推移していくと思います。
理由はアメリカの中央銀行であるFRBが今後は、利下げをしていくだろう、からです。
これにより、日米の金利差が解消されます。
乱暴に言うと、ドルを売って、円を買う人が増える、ということですね。
そのため、一時的には、数か月や数年間? 円高が進むたびに、全世界株式インデックス型投資信託の価格が下がります。と思います。
ちなみに、この間、世界の株式の価格は上がっていくと思います。
特別なことがなければ……。
米国の金利が下がれば、経済学上は、世界の景気が良くなる可能性が高まりますから。
その後、円高が止まる、つまり、円の価格が本来の適正なところに戻ると、そこからは、全世界株式インデックス型投資信託の価格も上がっていくと思います。
とても楽しみですね。