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最初はみんな不安
投資セミナーを主催していると、こんなご質問を多くいただきます。
「投資の初心者ですけど、行ってもいいのでしょうか?」
「投資をまだ始めていないけれど、参加してもいいの?」
このようなご質問です。
未経験者でも全く問題ありません。
結論から申しますと、まったく気になさる必要はございません。と言いますのも、セミナーへ参加される参加者の大半は未経験者の方だからです。
でも、やっぱり不安ですよね。
そのお気持ち、良くわかります。
なぜなら私もかつてはそうだったからです。
しかし、今では国家資格の1級ファイナンシャルプランニング技能士として活動をしています。
活動の一環として、個人投資家の方の個別相談もしているのですが、
最近、ある「特徴」に気が付きました。
その特徴とは、
・未経験者、または知識と経験が浅い方が理解が早い
という特徴です。
これは、特に「新しい知識をお伝えする時」にその特徴が顕著になります。
どういうことか?
たとえば、投資歴が10年ほどの方は、色々な知識と経験があります。そのため、いままでにご自分が培ってきたノウハウのようなものがすでにある程度でき上がっています(合理的かどうかはさておき)。
これが、じつは、邪魔をするのです。
投資の本質は、意外なことにシンプルなものです。つまり単純です。
ですが、経験がある人ほど、むつかしく考えてしまう特徴があるのです。その結果として、「新しい知識をお伝えする時」に、その人が、完全に飲み込むまでに時間が結構かかります。
もちろん、お分かりいただくまで、何度も丁寧に解説をさせていただきますので、ご安心を。
ところが
未経験者や初心者の方ですと、時間がかかりません。
たいていの場合、入門セミナーや次のステップである初級セミナーを一度受けられると、
「なるほど」
「分かりやすかった」
というアンケート結果が増えます。
これは、余計な知識がないからだと思います。
新しい知識が、スッと入っていくのでしょう。なんとなくのイメージですが、乾いた砂が水を吸収するようなイメージでしょうか。
ですので、
・投資をまだ本格的にするかどうか決めていない
・知識も経験もないから不安
な方ほど、じつは投資セミナーに参加する効果が高いと思います。
もちろん注意点もあります。
・セミナー講師のいうことを鵜呑みにしない(話が盛ってあることがある)
・金融商品を勧められた場合は、焦って買わない
・様々なセミナーへ参加して、じっくり考える
この3つです。
この3つさえ、しっかりと注意していただければ、セミナーへ参加するほどに知識がグングンと増えていくでしょう。
投資家の皆様の一助になれば幸いです。