こんにちは。
金融・保険商品の販売・勧誘・斡旋をしない、金融教育研究所の佐々木裕平です。
さて、私は先日、46歳になりました。
金融教育研究所もスタートから12年間が立ちました。
早いものです。
さて、そんなある日、とある経路から、とある証券会社から一通の封筒が届きました。
「あれ? こんな証券会社で口座を開設した覚えはないぞ?」
というのが正直な気持ちです。
いろいろと調べてみると、どうやら私の亡くなった祖父が、孫の私名義で作った証券口座の様子!
「おおお! これは、もしかして!」
……夢が膨らみます!
電話で問い合わせてみると
「なんと、45年前に作られた口座!」
ということが判明しました。
私が生まれてすぐに口座を作ってくれたのですね!
さすが、私の祖父でございます!
さて、資産運用では、複利効果、というものを大切にします。
いわゆる雪だるま式にお金を増やす行動のことです。
つまり、増えたお金を使わずに、再投資、あるいはほったらかしにして、お金を大きくする行為ですね。
ここで計算をします。
仮に年率7%で増えた場合、45年間では、100万円が2,100万円になります!
21倍ですよ!
なんてすごいんでしょう。
ぜひ、皆様にはiDeCo・NISAで複利効果を最大限に生かしてほしいと思います。
喜び勇んだ私は、さっそく証券会社に電話をし、本人確認を済ませます。
・・・・・・電話で本人確認ができる、というのが、なんとなくセキュリティの進んだネット証券に慣れ親しんだ私には、違和感があるのですが。
ネット証券が苦手な世代には、このような方法が、現在でも普通なのだと感じました。
さて、気になる中身は……。
なんと、電話でも確認できました(笑)。
「セキュリティー!」
と心の中で叫びましたが……。
全国の電話で投資をしている層の方々が、若干(大いに?)心配になりますが……。
「ゼロ円です」
というお答えでした。
チーン。
はい。
結論から申します。
45年前に祖父が作ってくれた口座は、作ったけれど、中身がない口座でした。
ここから得られる教訓は何でしょうか?
はい。
- 複利効果を生かすには、まず「買うこと・行動を起こすこと」が大切!
- セキュリティが甘い証券会社にはお金を置くな!
- 人のお金を当てにするな!
- 自分でお金を入れて大きくしろ!
という教訓でしょうか。
大変良い勉強になりました。
おじいちゃん! ありがとうございました!
これからもお金の勉強、たくさんします!
毎日、少しづつでも勉強、進めます!