トービンの分離定理とは? わかりやすく解説…できるかな(笑)

こんにちは。

金融教育研究所の佐々木裕平です。

2020年3月9日の日経平均は、一日でおよそ千円を下げる、大幅な下落となりました。

いやー、凄いですね!

いま私たちはコロナウィルスの影響により、歴史的な株価の値動きを目の当たりにしています。

まさに生きた金融教育のチャンス! 興奮しますね! 私だけでしょうか(笑)。

 

現代ポートフォリオ理論における資産形成において最も良い組み合わせとは?

本日は、トービンの分離定理について触れてみたいと思います。

現代ポートフォリオ理論では、最適な投資対象の結論が記されています。

それが「市場平均」と「安全資産」の組み合わせです。

うーん。シンプルにして最高の表現ですね!

美しい!

 

トービンの分離定理とは?

ここでいう「安全資産」とは、いわば超低金利の預貯金や個人向け国債です。

個人の場合は。

つまり、超ロ―リターンなのですね。

早い話が「儲からない資産」

なんでこんなのが重要なのでしょうか?

その答えは「トービンの分離定理」にありそうです。

トービンの分離定理とはわかりやすく言うと、

「安全資産(預貯金など)」がある場合、

効率的フロンティア上の任意のポートフォリオ(効率的ポートフォリオ)は、

安全資産と接点ポートフォリオを適切な投資比率で組み合わせることによって実現できる」

ということを差しています。

難しい表現ですね(汗)。

 

トービンの分離定理によれば、投資家個人個人のリスク資産部分のポートフォリオはみんな一緒になる

トービンの分離定理はつまり、

「リスク資産(株式・債券)のポートフォリオを作る際は、投資家のあーだこーだは関係ないよ!」

「だから後は、安全資産の比率でその人にあったリスク許容度にコントロールするんだよ! それだけだよ!」

って言っています。

まあ、私も同感です。

初めてトービンの分離定理を見た時、もちろんその理論やグラフなどは知りませんでしたが、「ああ、そうだよね!」と思いました。

それは資産形成の効率面から考えれば、ほぼ同じ答えに至るからだと思います。

 

効率の良いポートフォリオの作成は、とっても簡単だ

そのため、理論上の効率の良いポートフォリオの作成は、こどもでもできることになります。

だって、ベースとなるリスク資産のポートフォリオが「一つ」あって、後は投資家が五人でも五十億人でも、同じものを使えばいいのですから。

で、後は個々の投資家のリスク許容度になるまで安全資産を増やす・減らすだけですから。

ある程度パターンを作っておけば、選択をするだけで済むことにもなります。

少しの知識があれば、こどもでもできます。

うーん、金融教育ってやっぱり面白いですね。

それではまた。

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