行動経済学とは?具体例を3つご紹介【入門編】

資産運用

行動経済学の3つの具体例について

今回は、行動経済学の具体例について見てみましょう。

知っておくと、どこかで役に立つことがあるかもしれません。

本日ご紹介する行動経済学の具体例は、次の3つです。

  • フレーミング効果
  • メンタル・アカウンティング
  • 後悔回避性

退職金の運用方法

そもそも行動経済学とは?

行動経済学とは、

  • ダニエル・カーネマン
  • エイモス・トベルトスキー

両氏が主体となって始まった分野です。

ザックリ言うと、従来の経済学に人の気持ちを入れ込んだようなものです。

例えば、従来の伝統的な経済学では、

貯金の仕方なんて、あまり解説されません。

なぜでしょうか?

その理由はカンタン、従来の伝統的な経済学では、

人はみんな「おりこうさん」なはずだから、貯金は誰でもできる。

というようなスタンスに立っているからです。

でも、実際の人間は、みんながお利口さんではありません。

それどころか、普通の人は、貯金がなかなか難しいのが現状です。

何か欲しいものが目に入れば、買っちゃいますし、

普通に過ごしていれば、いつの間にか月収ギリギリに消費していることもあります。

当たり前ですよね?

だって、人間だもの。

でも、従来の伝統的な経済学では、この「人間だもの」の前提が厳しい。

そうすると、説明がつかない現象が起こります。

まあ、貯金ができない説明が、従来の伝統的な経済学ではつかない、というわけですね。

そこで、行動経済学の出番です。

人の持つ「人間だもの」な部分を入れると、説明が付きやすくなりますね。

貯金ができないのは、仕方ないよ、だって、人間だもの

というわけです。

もちろん、現実的に大切なのは「じゃあ、人間だものを活かして、どうしたら貯められるか?」

を考えることだと思いますが。

それでは、早速、3つの具体例を見てみましょう。

行動経済学の具体例その①フレーミング現象

まず最初の行動経済学の具体例はフレーミング現象です。

カメラのフレームや(ファインダーを覗いたときの見え方)、

絵画の額(フレーム)の、フレームです。

例えば、カメラで(または、指でフレームを作って)世界を覗いてみましょう。

すると、そのフレームでどこを覗くかによって、

世界が大きく変わって見えますよね。

  • 山を覗けば山
  • 空を覗けば空、
  • 部屋のベッドにフレームを合わせれば、ベッドに、
  • 台所なら・・・

という具合に、どこにフレームを当てるかによって、

世界の見え方が異なります。

これは、心理面でも同じですね。

  • 相手のいいところにフレームを当てれば、良い人に思える
  • 相手の悪いところにフレームを当てれば、悪い人に思える

非常に当たり前です。

(これを逆に利用すれば、私たちの印象も、表現方法などにより、大きく変えることができますね。)

これが、行動経済学の具体例その①フレーミング現象です。

行動経済学の具体例その②メンタル・アカウンティング

次の行動経済学の具体例は、メンタル・アカウンティングです。

これは、頭の中のお金に色を付けて考えてしまう、ということです。

どういうことでしょうか?

例えば、次のようなこと、ありませんか?

  • 初めてのアルバイト代1万円→大切に使おう
  • たまたまもらった宝くじで1万円当たった→パッと使おう

上記は、どちらも同じ1万円ですよね。

ですから、どっちも大切に使う、あるいはどっちもパッと使う、と考えて良いワケです。

でも、頭の中で、自分のお金に優先順位や、重み、感情移入、色付けをしてしまっています。

これが行動経済学の具体例その②のメンタル・アカウンティングです。

実に「人間だもの」です。

行動経済学の具体例その③後悔回避性

行動経済学の具体例の3つ目は、後悔回避性です。

これは、とってもカンタンですね。

人は後悔がとってもイヤだから、避けようとする、ということです。

例えば、スーパーの駐輪場で赤の他人の自転車がたくさん倒れています。

直すと、少し気分が良いですが、

もしも、直している間に持ち主が現れて、あなたが疑われたら、とってもイヤですよね。

「するんじゃなかった」って後悔しちゃいます。

だから、そんな思いをするくらいなら、良いこともしない、と思いやすくなります。

誰でも、後悔をするのがとってもイヤなのですね。

行動経済学の具体例3つ目は、後悔回避性でした。

資産運用

行動経済学の具体例 まとめ

行動経済学の具体例を3つ見てみましたが、いかがでしたでしょうか。

ちょっと面白かったですよね。

誰でも変なことだと思いつつも、ついついやってしまうこと、あります。

それって「人間だもの」仕方ないよね、というところもあります。

でも、それだけで終わらせるわけにもいきません。

特に、お金の世界では、自分が損をすることにもつながりやすくなってしまいます。

大切なのは、じゃあ、どうするか? ではないでしょうか。

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